プロフィール
1978年大阪生まれ。京都大学卒。第44代京都大学応援団長、京都大学文学部卒業後、経営コンサルティング会社に就職。リーマンショックを機に、生きる力を身につけたいと考え、長い目で見たら自分で将来食べ物を作れるようになるべきだと思うようになり、2010年に当時6世帯13名の限界集落だった池谷集落に家族で移住。集落の田んぼの大半を引き継いで棚田での稲作を継承。お米、野菜を生産・販売しながら地域おこしに取り組んでいる。お米は一切農協を通さずに販売し、アメリカにも輸出している。
応援団仕込みの理不尽に耐える忍耐力と、経営コンサルティング会社時代に習得した科学的なビジネスの考え方、農業で培った泥臭い現場主義の実行力を活かして地域おこしを進めた結果、池谷集落は限界集落から脱却し、「奇跡の集落」と呼ばれるようになる。笹川平和財団を通じて将来の人口減少を危惧した中国からも取材が訪れた。限界集落からの脱却の経緯をまとめた著書「奇跡の集落:廃村寸前『限界集落』からの再生」は出版後すぐに増刷された。You tubeでも農作業や雪下ろしの様子を発信し、「元限界集落から地域おこしチャンネル」はチャンネル登録17300人。
池谷集落の取り組み以外では、十日町市内の米を毎年約1000俵集めて沖縄に出荷する組織を役員として運営。また、都会から地方への移住支援や地方での起業支援、研修にも携わり、2020年度商工会議所青年部新潟県連会長、2022年度十日町商工会議所青年部会長を歴任。
地方創生に関する専門家として、政治家の現地視察の受入(与野党合同の衆議院総務委員会/西村康稔氏※当時官房副長官)、政治家が参加する会議(世耕弘成氏が座長の参議院自民党「不安に寄り添う政治の在り方勉強会」/故、鳩山邦夫氏が本部長の地方創生実行統合本部地方創生検証委員会)、行政の委員会など諸会議(内閣府「食料・農業・経済研究会」/国土交通省「ライフスタイルの多様化等に関する懇談会」/新潟県地域づくり研究会)、地方創生フォーラムなど。
音声コンテンツ
過去の講演テーマ
- 京大卒農家が限界集落からアメリカに米を売る〜失われた30年を取り戻す円安時代の日本の勝ち筋〜
- 限界集落再生から考えるSDGs〜現場主義の経験と客観的なデータの両輪で将来を展望する〜
- 逆境をはねのけるビジョン構築と描いたビジョンを実現させるリーダーシップ
- 未来の鍵を握るのは若者だ!〜柔軟な思考で明るい未来を描こう〜
- 統計データを読み解き将来を予測する方法
- 『米騒動なんて怖くない』 京大卒米農家が推進する農家と直接つながる生き方
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