
伊部 菊雄 (いべ きくお)
「G-SHOCK」を生み出し世界的ブランドへ育てた“Father of G-SHOCK”。
講演、研修やビジネス塾を通じて、価値創造とリーダーシップの知恵を伝えている。
ジャンル
経営・ビジネス | ブランディング、マーケティング・業界 |
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キャリア・教育 | 起業・スタートアップ |
業界・トレンド | ものづくり・製造業 |
主な講演テーマ
G-SHOCK開発ストーリーから学ぶロングラン化の三大要素
今年で誕生から42年ですが、発売から10年近く売れない時期があり、突然一大ブームとなりそして終焉を迎え、ファンづくりという重要な視点を学び復活を遂げました。一連の経験とノウハウをお伝えします。
G-SHOCK開発ストーリーと新たな価値創造
新たな価値創造とは自社の強みで新規のファンを獲得することです。
様々なモノが溢れている中で、今、求められているのは斬新なアイデア。斬新なアイデアの出し方を自分の経験からお伝えします。
G-SHOCK開発ストーリーと元気の出る仕事術
モチベーションは伝染します。一人でもモチベーションの高い方を育てる必要があると思っています。モチベーションを高める方法、チャレンジの必要性、リーダーとしてプロジェクトを成功させる方法など、仕事に必要なスキルを経験を通してお伝えします。
講演料
応相談
プロフィール
カシオ計算機株式会社 時計設計部在職中、自らの腕時計を落として壊してしまった体験から、1981年に「落としても壊れない丈夫な時計」というテーマを掲げ、耐衝撃構造の時計開発をスタート。2年の試行錯誤を経て、1983年に「G-SHOCK」初号機を完成・商品化する。
その後、商品企画部門に異動し、1994年にはフルメタルG-SHOCKの実現を目指すプロジェクトを立ち上げ、衝撃に弱いとされていた金属素材と耐衝撃構造の両立に挑戦。1996年、フルメタルモデル「MR-G」として商品化に成功。
同年、G-SHOCK開発ストーリーが月刊漫画誌にて初めて漫画化され、その後はテレビ・ラジオ・新聞・雑誌など数多くのメディアに出演。1997年には、ロンドンで発行されたカルチャー誌 『THE FACE』 にて「ファッションに最も影響を与えた世界の100人」に選出される。
2012年には東洋経済新報社より、仕事の教科書として『G-SHOCKをつくった男のシンプルなルール』を出版。
2016年には18Kゴールド製G-SHOCKを実現する「DREAM PROJECT」を立ち上げ、G-SHOCK誕生35周年となる2018年に限定35本で商品化。予約で完売となる。
2019年、初代G-SHOCKが国立科学博物館による未来技術遺産に認定された。
現在は「Father of G-SHOCK」として、世界各地のG-SHOCKイベントに参加し、開発ストーリーを語りながらG-SHOCKの世界観を伝える活動を精力的に行っている。 また、小学生から大学院生までを対象とした社会人授業や、企業向けに「新たな価値創造」「誰でも上手にできるプレゼン技術」などをテーマにした講演も多数開催。
2024年11月にカシオを退職。翌12月には、クリエイティブリーダーとして香港にて『デザインリーダーシップ賞2024』を受賞。
2025年1月より、自身の豊富な経験とノウハウを伝える「ビジネス塾」を主催している。