河邑 厚徳 (かわむら あつのり)
NHK入局以来、現代史、芸術、環境、科学、宗教などを切り口に数々のドキュメントを制作。
ジャンル
キャリア・教育 | 人生・働き方 |
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主な講演テーマ
映像に魅せられて半世紀
講演料
応相談
プロフィール
1948年、愛知県生まれ。元女子美術大学教授。大正大学教授。早稲田大学講師。NHK入局以来、現代史、芸術、環境、科学、宗教などを切り口に数々のドキュメントを制作。
経歴
1948年1月27日 | 愛知県生まれ |
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1971年6月 | 東京大学法学部卒業 |
1971年6月 | 日本放送協会入局 |
2006年6月 | (株)NHKエデュケーショナル・特集事務局(~2010年3月) |
2010年4月 | 女子美術大学 アートデザイン表現学科 専任教授 |
2015年4月 | 大正大学 表現文化学科教授。早稲田大学 講師 |
主な実績
仕事歴
1971年 | ローカル30分番組「北陸、東海」では2インチVTRをスタジオから現場に持ち出したVTR構成「名古屋港24時」 前島密賞受賞 |
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1981年 | ドキュメンタリー「がん宣告」を担当。芸術祭参加。死の問題を正面から見つめるドキュメンタリーとして注目を集める。 テレビ技術大賞受賞。 |
1981年から84年 | NHKスペシャルNHK特集「シルクロード」取材班に参加。 朝日賞受賞 |
1984年 | 人間列島ドキュメント 人間列島「晴れゆく空の光仰がむ~昭和二十年八月十五日の日記~」 ギャラクシー賞受賞 |
1991年 | NHKスペシャル「アインシュタイン・ロマン」6回シリーズ放送。科学と文化を融合し、天才の思考をデジタル合成やCGを駆使した異色作となる。 ヒューストン国際映像祭銀賞。イタリア賞正式参加 |
1993年 | NHKスペシャル「チベット死者の書」二本シリーズ。書店にチベット関係のコーナーが出来、死を考える視点を提供したとして新聞や雑誌などのメディアに取り上げられた。同時に出版した「チベット死者の書」は数週間にわたりベストセラー。全世界で放送。 国際ホスピス学会ベストドキュメンタリー賞 |
1995年 | NHKスペシャル「新藤兼人が証言する キヌヨとケンジの愛」を担当。 新藤兼人監督と数本のドキュメンタリーを制作。 |
1998年 | 地球法廷・第二シリーズ「原子力」・第三シリーズ「生命操作」などを担当。インターネットを積極的にテレビに取り込んで、新しい言論の場を開拓したと国会から新聞、雑誌(世界、放送文化、朝日総研リポートなど)まで幅広い反響を得る。 |
1999年 | アインシュタインロマン以来、交友があった作家ミヒャエル・エンデの残したテープをもとに構成した「エンデの遺言~根源からお金を問う~」。全国に地域通貨ブームが起き、地域経済活性化の一つのヒントとなった。 ギャラクシー賞。 「未来への教室~super teacher~」を企画し、芸術家、科学者、実業家、スポーツ選手など世界中の著名人100人への出演交渉を始める。 |
2000年 | 放送開始75周年企画として定時番組「未来への教室」。「ワリス・ディリー、タブーに挑むスーパーモデル」 日本賞 |
2002年 | NHKスペシャル「長崎の子・映像の記憶~原子雲の下に生きて~」 児童福祉賞受賞 |
2003年 | テレビ50年記念企画「未来への航海」を発案し担当。アジアの子どもたちが同じ船に乗り、環境学習を重ね成長するスペシャル企画。国境を越えた環境問題にふさわしく、アジア各国で放送する国際イベントにもなった。 同年、地上デジタル放送開始を契機として、ユネスコとの世界遺産デジタル映像アーカイブス事業を企画。公共放送の意義をパブリックドメインとしての映像アーカイブスを構築する。「シリーズ世界遺産100」「探検ロマン世界遺産」などを制作、担当。世界遺産関連の特集、危機遺産写真展などを企画。 |
2007年 | ハイビジョン特集「日本人と自画像」東京芸術大学創立130年関連特集 |
2010年 | ETV特集「新藤兼人の遺言~映画・一枚の手紙を撮る~」 |
2011年 | ETV特集「霊魂を撮る眼~写真家江成常夫の戦跡巡礼~」 ハイビジョン特集「北海道 豆と開拓者たちの物語」 ATPドキュメンタリー部門・最優秀賞受賞 |
2015年 | ETV特集「むのたけじ 100歳の不屈」 |
書籍
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NHK特集 シルクロード
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60分間の残照~ドキュメントがん宣告~
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未来への教室
映画
『笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ』 | (2016) 監督脚本 2017年6月劇場公開 |
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『大津波 3.11 未来への記憶』 | (2014) 監督脚本 3Dドキュメンタリー映画 |
『天のしずく 辰已芳子いのちのスープ』 | (2012) 監督脚本 2012年11月劇場公開 一年を超えるロングラン 第61回サンセバスチャン国際映画祭 第29回ワルシャワ国際映画祭 国際交流基金によるヨーロッパ上映ツアー |