大野 範子 (おおの のりこ)
36歳の若さで社長就任、がんの闘病生活、完全に治療が終わり職場へ復帰。闘病生活の中で得た進むべき道に注力し、現在の経営基盤を支えるヒット商品を生み出した。
ジャンル
経営・ビジネス | 経営・マネジメント、マーケティング・業界 |
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キャリア・教育 | 人生・働き方、女性 |
主な講演テーマ
大病を乗り越えて得た、100年企業の事業承継
講演の目的①
私は、子宮がんから始まり、首、肺への転移によるステージ4など、合計5回の癌を患いました。その間、試行錯誤や多くの遠回りをしながら、大病を乗り越えることができました。しかし、この闘病経験は、これからの長寿社会の中で特別なことではなく、多くの方が身の回りで関わる可能性の高いことでもあります。そういった社会を迎える中で、私がこの大病を乗り越えるポイントとなったことを、多くの方へお伝えしたいと考えています。
講演の目的②
2009年に5代目社長として事業継承したものの、直後にがんとの闘病となり、更に時代の変化に会社がついていけず経営危機に直面しました。それを乗り越える道筋をつけることができたポイントが、大病を克服する際に得た「経験」や「理念」でもありました。その結果の一例ですが、現在の売上の7割は、10年前には存在しなかった商品がもたらしており、大きな事業転換に成功しています。関西の中小企業の一つの事例でしかありませんが、何等か皆様の経営のご参考になれば幸いです。
講演の目的③
この講演を通じて、マックスという会社を一人でも多くの方へ知っていただきたいと思っています。
内容
1.プロフィール紹介(TV番組での紹介映像10分含む)
2.100年企業の事業承継の歴史
3.マックスを取り巻く環境変化と経営課題
4.5回のがんとの闘いと克服できたポイント
5.経営危機を乗り越える道筋をつけることができたポイント
6.次の時代への挑戦(具体的な事例)
講演料
応相談
プロフィール
1973年大阪府生まれ。
大学卒業後、香料メーカーでの勤務を経て、1999年に株式会社マックスへ入社。約10年間、OEMの新規事業開拓を担う。
2009年には、父である先代社長の体調不良によって、急きょ36歳の若さで社長就任するものの、直後に5回のがんの闘病生活に入り、入退院を繰り返す。
2013年に完全に治療が終わり、職場へ復帰。闘病生活の中で得た進むべき道、「肌に悩む人たちに向けた商品開発」に注力して、現在の経営基盤を支えるヒット商品を生み出した。
2018年に経済産業省の「はばたく中小企業300社」や「地域未来牽引企業」などに選出。